【画像引用元:Instagram】

7年間在籍したヤンキースから古巣楽天に戻ってきた田中将大選手が、笑顔の凱旋復帰会見を行い1軍キャンプに合流しました。

超ビッグな先輩の参加に緊張する選手に対して、「なんでも聞いてくれ」と優しく接し若手育成に尽力する田中将大選手。

その田中将大選手の存在こそが楽天のV奪回への刺激剤となり、今後の日本球界の改革にもつながるという見方が拡がっています。

この記事の目次

田中将大・プロフィール

 

生年月日 1988年11月1日(32歳)
出生地 兵庫県伊丹市
身長 191cm
血液型 A型
最終学歴 駒澤大学附属苫小牧高等学校
野球歴 2007年:東北楽天ゴールデンイーグルス入団
2014年:ニューヨーク・」ヤンキース移籍
2021年:東北楽天ゴールデンイーグルス移籍
配偶者 里田まい(2012年から)

入団会見~Full ver.


震災から10年、東北楽天ゴールデンイーグルスに復帰することを決断した田中将大選手。

楽天・田中将大V奪回目指して始動!若手育成にも尽力!捕手改革で日本球界が変わる!

田中将大の偉業

2013.11.26、野球(プロスポーツ部門)連続勝利ギネス世界記録保持者としてギネスに認定されています。

【ギネス:Most consecutive games won by a pitcher】

投手による連続勝利記録(野球): 記録内容30連勝

【ギネス:Most consecutive regular-season games won by a pitcher】

投手によるレギュラーシーズン連続勝利記録(野球): 記録内容28連勝

【ギネス:Most consecutive games won by a pitcher in a single regular season】

投手による1レギュラーシーズン連続勝利記録(野球):記録内容:24連勝

チームメイト、スタッフに支えられ積み重ねることができたので、
サポートしてくださった皆さまに感謝しています。
ギネスをいただけるとは想像していなかったので驚いていますし、
本当に光栄に思います。

「ギネスワールドレコーズ」より

 

伝説のエースは気遣いのエース

沖縄で行われている1軍キャンプに合流した初日、

7年間アメリカで野球をやってきて、色々と経験してきたこともあるので、気軽に!気軽に聞いてください

練習冒頭、首脳陣やチームメイトの前でこう語った田中将大選手。

「気軽に! 気軽に」と繰り返したのは、「気軽には聞けないだろうから」という気遣いからだと取材で打ち明けていました。

シーズンを24勝0敗でチームを初優勝に導き、さらに日本一の座にまで手を伸ばした伝説の投手であり、メジャーリーグの名門・ヤンキースで7年間も活躍してきた名選手に若手が簡単に話しかけることができるわけがないですよね。

でもマー君はそんな雲の上の存在扱いは苦手なはずです。

日本球界にキャッチング改革

田中将大選手は小学生時代はキャッチャーで巨人の坂本勇人投手とバッテリーを組んでいたことは有名です。

そんな捕手スタートの田中将大選手には投手としての自分から捕手選手へのアドバイスができるという強みもあります。

楽天の若武者・石井彪

キャンプで3番手に田中将大選手のピッチングの相手をした石原彪選手は、緊張しすぎてミットにおさまる球音が明らかに鈍いと周囲にもわかるほどだったようです。

日本ではミットでいい音を出して投手の気持ちを高揚させることも捕手の技術の1つという傾向がありますが、実際以上に好調と勘違いさせてしまい裏目に出てしまうこともあります。

ピッチング終了後、石井彪選手が田中将大選手にぶつけた質問が「アメリカにはどういうキャッチャーが多いのか」というものでした。

「ミットの音」より「フレーミング」

メジャーリーグでは、「ミットの音」より「フレーミング」を気にする傾向にあるようです。

「アンパイアを欺く行為でもある。絶対にやらなければならないものでもないし、フレーミングありきというのはどうかなと個人的には思っている」と釘を刺す。

「野口寿浩氏」

田中将大選手もメジャーリーグでの経験から、「ミットの音」より「フレーミング」を重視したキャッチングを重視したいと思っているようです。

石井一久GM兼監督も「アメリカの捕手は座布団に包まれたようなボスッという音をさせる」と言っています。

フレーミングが主流に

フレーミングとはきわどいボールをストライクと判定させる“技術”なので、狙って露骨にミットを動かせば逆にボール判定につながることもある上、球審への印象が悪くなることも否めないでしょう。

そこを上手に魅せるのがこれからの捕手の裁量となるのでしょうか。

田中将大の影響力

楽天への電撃復帰発表があったと思ったらもうキャンプに合流している田中将大選手。

そんな田中将大選手をよく知る人物が日本野球界への影響力を語っています。

オリックス・三輪隆スコアラー

楽天1軍バッテリーコーチだった三浦隆さんは、24勝0敗の強さを見せつけた田中将大選手と楽天初優勝を経験しています。

そんな三浦さんがみる限り、「その変わらない投球スタイルはこれからの実戦を見据えケチのつけようがない。7年間も大リーグでプレーしていても、メジャーのスタイルに影響されることもなく自分を貫いている」と褒めるしかないと語っています。

そんな強い田中将大選手の復帰は、楽天の勝ち星があがることへの驚異もあるけれど、それよりも警戒すべき点は楽天の先発選手たちの底上げだといいます。

優勝した当時の田中将大選手は「アイツが打たれたのなら仕方がない」と皆に思わせるような努力家で、見えるところでもそうでないところでも関係なく努力をしている姿があり、仲間として自分も見習わなければと自然と周囲の士気を上げる力があり、それは今も変わっていないでしょう。

今もチームメイトはかなり刺激を受けているようなので、「ピッチャーの松井裕樹選手、岸孝之選手、則本昂大選手、新人の早川隆久選手などが影響を受けて相乗効果が生まれ、自分たちの力を発揮していったら対戦相手としては本当に困ってしまう」と分析していました。

楽天V奪回への期待

昨シーズンは4位に終わった楽天ですが、その戦績をみるとパ・リーグ6球団中「得点」と「打率」は1位、「本塁打数」と「防御率」が2位と良い成績を残しているのですが、失点が1位のソフトバンク389に対して4位で522という多さ。

この数字から考えると、今シーズン田中将大選手が投手に加わることで失点を抑えることが出来れば優勝も見えてくるのではないかと思えるのですが。

期待してもいいですよね。

一流の証を捨てて

アメリカメジャーリーグでは10年プレーすることで「一流の証」を得ることができます。

これまでに「野茂英雄」「松井秀喜」「大家友和」「イチロー」がその証を取得しています。

満額年金が一流の証

メジャーリーグに10年間貢献した証として、60歳から年間2000万円強の年金が満額受け取れることになります。

メジャー在籍7年間で1億5500万ドル(約160億円)という想像できないような年俸を得ていた田中将大選手にとっては小さな額にも見えますが、金額ではないんです。

「一流の証」ですから。

メジャーリーグに10年という思いはあったと思いますが、それよりも楽天への思いを貫いた田中将大選手でした。

妻・里田まいへのオファー

田中将大選手の日本球界復帰とともに動いているのが妻の里田まいさんの芸能界復帰への争奪戦。

結婚前は「おバカキャラ」で人気を博していましたが、アメリカのメジャーリーグで活躍する夫をサポートし、妻たちの集まりの中でも少しも引けを取らない存在感は、逆に成功者としてトーク番組に引っ張りだこなのではないでしょうか。

ワイドショー

元メジャーリーガーのセレブ妻と、元おバカキャラの庶民的なイメージを持ち、2児の母という強みで、里田まいさんは『ママタレ』として最強の位置付けができるはずです。

そうなると、春の改編に合わせて各局のワイドショーの争奪戦が始まるのでは、と言われています。

ワイドショーと言っても、レギュラー起用ではなくコメンテーターとしての週に1回程度の出演であれば負担も少ないはずです。

ただのセレブ妻ではなくおバカキャラからの転身は、主婦にとってもより親しみやすく応援したくなる人材だと思います。

子どもの年齢

2016年2月15日に男の子が、2019年6月7日に女の子が生まれているという情報があります。

5歳の長男は来春には小学校入学、長女はまだ2歳前という年齢なので、ちょっとしたゲストなら可能かもしれませんが、まだ芸能活動本格復帰には問題が多そうです。

もちろん、金銭的な心配はまったくないので、里田まいさんの気持ちと周囲の環境次第ということでしょう。

ももクロ好きは変わらず!

やっぱりももクロが好きなんですよね。

ももクロから田中将大選手に応援歌

ももいろクローバーZ/NEW ALBUM『田中将大』告知TRAILER


メジャーリーガー田中将大歴代応援歌を収録したALBUM

田中将大【SNS】

もっと田中将大選手を知りたい方はこちらをチェックしてみてください。

YouTube★マー君チャンネル開設

(https://www.youtube.com/channel/UCeN36Ng05GquETw5HkPJP6g)

Twitter★田中将大/MASAHIRO TANAKA

(https://twitter.com/t_masahiro18)

まとめ

メジャーリーグの他球団からは年俸15億円という誘いもあったようですが、『一流の証』も捨て古巣の楽天への復帰を決断した影には、家族への思いが強くあったのでしょう。

すべてにおいて優しさのかたまりの田中将大選手の日本での活躍が楽しみです。

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